ランチ調査隊が行く

 キューブリック周辺には、最近天神・大名地区の喧騒を嫌って引っ越してくるイタリアンやフレンチの店がオープンしたりと、ちょっとしたレストラン激戦区になりつつあります。そんな華やかな話題もまたいいものですが、一方で地元の人々にしっかり支えられて長くつづいている店もたくさんあります。ここでは、そんな地元民御用達のランチどころを少しずつ紹介してみたいと思います。

仏蘭西小料理 花りん

レポート・池田雪(書肆侃侃房)

 「ランチ調査隊」が行く、第2回目に紹介するお店は、キューブリックの大井さんが「路地裏の名店」と称した「仏蘭西小料理 花りん」。1983年にオープンし、九州の旬の素材にこだわり、野菜をたっぷりと取り入れたメニューを提供しつづけています。オーナーシェフの奈多さんは、大濠公園にあるフレンチの老舗「花の木」で修業をされていたとのこと。マダムは、野菜のソムリエの資格をお持ちです。

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 赤坂の路地にあるビルのそのまた奥にあるお店には、テーブル席が5つほどと、ちょっとしたカウンターがあります。小さい店内ながら、暖かみのある照明に、落ち着いた雰囲気。お客さんも少人数でゆっくりと食事を楽しんでいます。
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 ランチメニューは、メインにサラダ・パン付きで、1000円以内という良心的なもの。大井さんイチオシの「ポークナンコツ・ガラムマサラ味(892円)」をいただきました。まずは、パンとサラダが出てきました。フランスパン、外はパリッと、中はしっとり。グラスに入ったサラダは、見た目もきれいで、野菜もイキイキとしておいしい!この野菜の下には、マカロニも隠れていて、満足感アップです。
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 メインのポークナンコツはボリュームあります。この白い部分がナンコツでコラーゲンたっぷりとのこと。外側はかりっとしていて、中はナンコツという、不思議な触感。このかりっとがおいしいんです。もちろん、野菜にこだわっているとあって、付け合わせの野菜の一つひとつがしっかりと味の主張をしていて、おいかったです。
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 ポークナンコツを堪能したあとは、デザート(ココナッツブラマンジェ・262円)&コーヒー(小・105円)を追加オーダー。デザートもかわいい!食用ほおづきの甘酸っぱさとブラマンジェのハーモニーが抜群です。コーヒーも手を抜いていません。最後の締めのコーヒーのおいしさに、またこのお店のポイントがぐっとあがりました。
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 お店のキャッチが「ビオワインと有機野菜を楽しむ福岡のライトフレンチ」とあって、野菜のおいしさはもとより、ゆっくりとくつろいで食事ができる大人のお店です。


「仏蘭西小料理 花りん」
福岡市中央区赤坂1-6-5
TEL/092-771-3866
営業時間/ランチ 11:45~14:30(OS13:30) ※平日のみ
       ディナー17:30~23:00(OS21:30)
定休日/月曜・第2日曜

「五穀」けやき通り店

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「ランチ調査隊が行く」栄光の(?)第1回目にご紹介するお店は、キューブリックのまさにお隣さんの「五穀」です。ここはキューブリックのオープンの1年半前の開店で、今月で丸6年を迎えています。「けやき通り店」となっていますが、実は店舗はここだけ。オーナーの梅林靖史さんの独立開業の店です。店内はキューブリックと同じように床が木の無垢板を使っていて、照明も白熱灯なので落ち着いた感じです。

 卵をたっぷり2個使ったふわふわのオムライス(焼肉と明太子、ガーリックの3種あり)や ケーキやパフェなど、若い人に人気のありそうなメニューで知られていますが、今回お勧めするのは、「やまかけまぐろごはん」です。

※gifイメージはサムネイル化できません 一見店のイメージとそぐわない感じの渋いメニューですが、食べてびっくり。このまぐろがまたいい味なのです。それもそのはずで、オーナーのお父さんもお兄さんも魚市場の関係者とのこと。味の秘密は仕入ルートにありだったのです。そのため、明太子やいくら丼なども新鮮で普通の喫茶店のメニューを想像していくと驚かされます。

 開店以来、少しづつメニューのレパートリーもひろがってきており、まじめな人柄の梅林さんがこつこつとがんばっている五穀は、まさに信頼できるお店だと思います。

「五穀」けやき通り店 福岡市中央区赤坂2-1-8 TEL/092-716-5766 営業時間/AM11:00~PM10:00(OS9:30)        (毎週月曜日定休)