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【展示開催中】出開帳!「シルバーアート~老人芸術~」展

本日より、"出開帳!「シルバーアート~老人芸術~」展"が始まります。
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芸術じいちゃんたちの作品は、平面、立体、動く(!)もの、まったく枠にとらわれないものばかりで、創作へのエネルギーがひしひしと伝わってきます。
ぜひお見逃しのないよう、7月4日のイベントもあわせて、皆様のご来場をお待ちしております。
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cafekubrick20150617-0712.jpg アートにも、老人の時代がやって来た!
 4人に1人が65歳以上の高齢者となったこの時代に、「シルバーシート」ならぬ「シルバーアート」(=老人芸術)は若者よりも奔放で自由です。
 蛭子能収、糸井貫二(ダダカン)、ドクター・中松といった著名人から、90歳を超えて描き始めた画家(岡山在住)に、謎のスナック・マスター(広島在住)まで。
 挑戦的な企画で知られる「鞆の津ミュージアム」の展示をもとに制作した『シルバーアート 老人芸術』(朝日出版社刊)より、芸術じいちゃん12人の作品を展示し、出開帳。その熱気をお届けします。

出開帳!「シルバーアート~老人芸術~」展

会期:2015年6月17日(水)~7月12日(日) 11:30~19:00(会期中無休)
会場:カフェ&ギャラリー・キューブリック(ブックスキューブリック箱崎店2F・
    福岡市東区箱崎1-5-14・JR箱崎駅西口から博多駅方面に徒歩1分)
トークイベント「(ますます)老人の時代がやって来た!」
日時:2015年7月4日(土) 19:00開演(18:30開場)
会場:カフェ&ギャラリー・キューブリック
出演:櫛野展正(「鞆の津ミュージアム」キュレーター)
鹿子裕文(「ヨレヨレ」編集長)
参加費:2000円(ワンドリンク付・要予約)
お問合せ・予約先:hakozaki@bookskubrick.jp
[1.お名前、2.参加人数、3.ご連絡先電話番号]をご記入の上お申込みください。当店からの予約確認メールをもってお申し込み完了といたします。
※返信がない場合はお電話(TEL092-645-0630)にてお問合せください。
 広島県福山市の「鞆の津ミュージアム」は、死刑囚絵画やヤンキーアート、「スピリチュアル」すらも展示する、今、日本で最も先鋭的な美術館のひとつ。
 本書のもとになった老人芸術展(「花咲くジイさん」展)を昨年企画・開催したキュレーターの櫛野展正さんをお招きし、対するは福岡が誇るシルバーマガジン(?)であり、今、一番突き抜けた雑誌のひとつ「ヨレヨレ」編集長の鹿子裕文さん。
 アートに始まって、ぼけても楽しい暮らし方まで、未来を照らす老人の創造的な生き方を、この二人の証人が熱く語り合います。
出演者プロフィール
kushino.JPG櫛野展正(くしの・のぶまさ)
1976年広島県福山市生まれ。広島県福山市鞆の浦で築150年の蔵を改修しオープンした「鞆の津ミュージアム」でキュレーター他を担当。死刑囚の描いた絵画や社会の周縁で表現を続けている人たちに焦点を当て、挑戦的な企画を打ち出し続ける。企画した展覧会に「スピリチュアルからこんにちは」(2015年)、「花咲くジイさん ~我が道を行く超経験者たち~」(2014年)、「ヤンキー人類学」(2014年)、「極限芸術 ~死刑囚の表現~」(2013年)など。
kanoko.jpg鹿子裕文(かのこ・ひろふみ)
編集者。1965年福岡県久留米市生まれ。殴られながら育つ。ロック雑誌『オンステージ』、『宝島』編集部を経て帰福。地元の情報誌編集に携わるが、三年あまりで放逐。さすらいの身となる。2013年、宅老所よりあいのおもしろい雑誌『ヨレヨレ』を創刊。何も言われないのをいいことに、やりたい放題の誌面を一人で作って喜んでいる。現在、書き下ろしの本も執筆中。脱稿が遅れに遅れ、各方面に多大なご迷惑をかけている。照れ屋さん。